シドニー空港に着きました。
ここまでくればまずは一安心です。あともう一フライトを残すだけです。
シドニー行きの飛行機の中で入国するための用紙がスペイン語のしか無くてほとんどの乗客が苦労していました。
CAがタブレットに英語版と中国版を映してそれを乗客がスマホで撮って、それを参考にして記入していました。
シドニー行きなのに、機内ではCAはほぼ中国語で通していて食事のチョイスも中国語なので、聞き取れる単語が出るときはいいのだけれど、わからないときは隣のおじさんと同じメニューになります。
厦門航空の食事はマズいというレビューを見ましたが、ごく普通の機内食でした。
さて、簡単に通過できると思ったシドニー空港ですが、ここでも一悶着ありました。
セルフパスポートコントロールの機械が置いてあり、パスポートと顔認証で通過できるチケットを発行してくれます。このチケットを発行してくれないと入管の係員とのやり取りになります。
ここでオーストラリアのビザを持っていないので、通すわけにはいかないと言われました。
そこでまた引き下がります。
「8時間以内のトランジットではビザは必要ないはずです」
「その通りです。しかしここから先へは進めないので、トランジットエリアの方に行ってください」
「..あ、そうですか..」
何も考えずみんなが歩く方に進んでしまいましたが、良く見るとInternational Transit→と書いてありました。
だから厦門で中国の入管が渋っていたのかもしれません。あのときは機内預け荷物を取りに行くために、ゲートを通る必要がありました。今回は厦門航空の無愛想なおじさんが荷物をニュージーランドまで持っていってくれるように手続きをしてくれたのでオーストラリアに入国する必要はありません。
成田からシドニーまでは厦門航空でシドニーからクィーンズタウンまではカンタスです。にもかかわらず、無愛想なおじさんはシドニーをスルーする手続きをできたのだから、成田空港のおばさんもニュージーランドまでの手続きをしようとすればできるのではないかと思います。空港スタッフは荷物にタグを付けるだけですから。(それをする義務はあのおばさんにはないですけど...)